8.17.2014

お盆とお墓参り


お盆といえば、お墓参り。

小さい頃から、寄宿舎のある高校に入るまで、よくお墓参りをしていた。私は男3人兄弟の中の女一人。私が生まれた時、祖母がお墓を守ってくれる子ができたと喜んだらしい。

小さい頃は母に連れられて、ちょっと大きくなってからは一人で、頻繁に行ってはお水を取り替え、お掃除をし、お線香を上げて、丁寧にご先祖様にご報告をしてを繰り返していた。

当時、家の数代のお墓は、雨に濡れないように屋根がついていた。近いとは言っても坂の上だったし、お花を持ちながら、子供の足で20分くらいはかかっていた。よそのお墓のそばを通り抜ける間はさすがに怖かったけれど、屋根の下にたどり着くとホッとして、守られているような気がして、お墓参りをしている間ずっと暖かかったのを覚えている。

あれから長い時が経って、いろんな所に行き、今は地球の裏側に住んでめったにお墓参りもしていない。お墓も整備が進んで、今は実家のすぐそばの納骨堂にみんな収まっている。

私は天国や地獄とか、死後の世界を信じているわけじゃないし、お盆にご先祖様の魂が帰ってくるとも思えない。でも、おじいちゃんやおばあちゃん、特に父は生きていた時、私のことを大切に思ってくれていたのは確か。理屈に合わない勝手な解釈だけど、今はどこにいても見守ってもらえていると思えるから不思議。そして、昔お墓参りをしていた時のように、あったかい気持ちになれるからありがたい。