3.02.2016

悲しい知らせ


11年前、今の家に越して来た直後から、とっても仲良くしてもらってきたお隣さんは、ふたりとも90歳前後の素敵なご夫婦。そのおばさまが、今日亡くなった。


昨夜、私が外で友人と夕飯を食べている間に、救急車で病院に運ばれたらしい。

今朝、仕事に行く前にドアをノックしてみたけれど、誰も出なかった。

昼間に、LAにいる主人から電話が来て、家族が集まったらライフサポートを切ることになりそうだと聞いた。

夕方仕事から帰ってすぐお隣に行くと、子供たち(私と同世代)が、既にほぼ全員集まっていた。おじさまや、ご夫婦の娘や息子と抱き合ってひとしきり泣いた。

今日の午後2時位に、ライフサポートを切ったそうだ。


90歳前後とは言え、普通の一軒家に自分達で住み、食事も掃除もちゃんとやるどころか、いつ行っても、家中ピッカピカ。料理を作るお鍋やなにやら、もう50年か60年か使っているとかいうのもたくさんあり、物も人も、暖かく扱い、大切にする人達だった。

ふたりとも、サウスキャロライナ出身で、テキサスに長く住んでいるものの、まさにサザンホスピタリティを絵に描いたような。。。それに、60何年連れ添っているのに、時々、傍で見ていて微笑ましくなるような、ジョークまがいの言い合いをしたりで、ふたりとも、なにかこう、ギュッとハグしてしまいたくなるような、可愛らしい人達だ。


4人いる子供の内一人は州外にいるけれど、後は皆、車で15分以内の所に住んでいて、割と頻繁にみんなやって来るので、私たちも息子や娘たちだけでなく、孫も皆知っていて、家族全員と仲が良い。

この前のクリスマスは、私の家族は皆バラバラで、一人だけだったのを、きっと寂しいだろうと、自分たち家族(孫まで入れて総勢16人)のクリスマスに呼んでくれた。

この週末は、娘二人とショッピングに行っていたとかで、医者通いはするものの、まだまだ元気だったのに。


またひとしきり思う。
何が大事なのかな。。。自分に残された時間をどう過ごそうか。。。と。