11.23.2009

Collin College

長男がコミュニティカレッジに行くのを、高校のカウンセラーも、大学教授の親戚も、実は、主人も最初は反対していた。

本人も、友達みんなが離れていく中で、ストレートに4年大に行かないコンプレックスみたいなのもあったのは確か。 だから、一時期は「ここは13年生だ」とか「最初から大学に行けばよかった」とかぼやいた時期もあった。
でも、 この前「It was the best thing ever happened to me」とまで言っていたくらい、 最終的にはとっても良い結果を導いてくれた。

どこにどんな方法で行くのが一番良いかは、学生の希望や状況次第だから、一概にここが絶対良いとは言わないけれど、大学を選ぶ際に、最初から外さないで考慮してみる価値はあると思う。

今の学長がここ数年改革改善して来たのが実を結んでか、Collin Collegeは全米屈指のコミュニティーカレッジになっている。キャンパスも、大きい所だけでも、家から歩いていけるSpring Creekの他に、West Plano、Frisco、Allen、McKinney(出来たばかり)、Rockwallとある。
つい先日、社会学の教授がU.S. Professor of the Yearに選ばれた。彼女で3人目の受賞とのこと。3人もこの賞をもらっている学校は、もちろんコミュニティーカレッジでは他にないし、大学レベルでも2校あるだけだそう。

彼女が率いている、Student Leadership Academyというクラスに、今学期息子も参加している。キャンパスが違うので直接教わってはいないけれど、induction ceremonyで彼女のスピーチを聞いた。エネルギッシュでかつプロフェッショナルな話し振りだったから記憶によく残ってて、受賞を聞いてやっぱりねと思ったくらい。

そのStudent Leadership Academy、もし誰か興味がある人がいたら是非お勧めしたい。クラスで学ぶばかりか、グループ活動、探して来たメンターとのコラボレーション等で、息子にも目に見えるほどやる気も自信もしっかりつけてくれ、次に飛躍する基盤を固める要になったと思う。

11.20.2009

UT (Austin)

長男が、新年からUT (Austin)に転入する事になった。
本人がとっても行きたがっていたから、私もうれしくてたまらない。

高校を出る時受けた大学は一応すべて合格したけれど、アクセプトする段階で、受けたバイオ関係に進みたくないと、すでに心変わり。

そもそもバイオにしたのは、友達のほとんどがメディカルとかバイオとかの理系を目指してたから、つられていただけのような気がする。
この時点では、まだまだフラフラしてた。

まあ、入学する前に「本当にこれでいいのか?」って、立ち止まって考え直したところが偉かったよねと、我が子ながら思ってしまう。

結局、何をやりたいか、何を学びたいか考える時が必要と、コミュニティカレッジに入った。
会計、政治、 経済、 統計、歴史、英語、音楽、ダンス、陶芸、その他様々なクラスを取りながらの一年間。専攻希望も、ビジネス、政治、ジャーナリズムとくるくる変わった。
同時に、Student Senatorになったり、Student Activityのコミッティーをしたり、コンファレンスに参加したりと、クラス以外の活動にも力を入れ始めた。
時折、高校時代の友達が行っている大学にもあちこち足を運び、自分でキャンパス訪問もやってた。

経過報告をしてくれるので、どうなっているのか聞いてはいたけれど、私からも主人からも手助けは一切なし。

そんなこんなが実を結び、将来やりたい事、学びたい事も決まり、受けるのはUTだけ、もしだめならまた来学期受けると言って、この秋アプリケーションを出した。
その結果だから、うれしさもひとしお。

最終的に理系に希望が戻ったから、カレッジでとったクレジットの多くはトランスファーされず、高校のAPクレジットと合わせて、大学の一年分プラス位しかセーブされないって言ってるけれど、彼にとってこの一年半は、精神的に大人になるstepping stoneどころか、jumping blockだった。
ついこの前も、ストレートに大学に行かずにコミュニティカレッジに行った事を、「The best thing happened」って言っていた。


短い間に大きく成長して、いなくなるのは寂しいけれど、安心して送り出せる。
I’m proud of you...

11.16.2009

利子が下がって更にプラス

モーゲッジの利子が、今年春のall time lowにかなり近いところまで下がって来た。
去年の今頃に比べると、軽く1〜1.5%以上低い。

今のhousing marketにとってforeclosureと高い失業率がウイルスだとしたら、Homebuyer Tax Creditと低い利子は抗生物質だ。

今後、どう病状が回復してくるのかお楽しみ。
とは言っても、ダラス近辺のマーケットの症状はそれほど悪かった訳ではないので、ちょっと治ったと思って急に無理したりしなければ、回復も割とスムーズにいくのでは。

延長/拡張されたHomebuyer Tax Creditの詳細は、先日のポストに貼付けたリンクにあるけれど、追加されたfirsttime buyerでない人に適応される部分をもう少しわかりやすく説明すると。。。

受けられる額:$6,500

対象:
  • 過去8年間の内、5年間継続して住んでいた持ち家を売って、新たな持ち家を買う人。 
  • 独身なら年収$125,000未満、夫婦なら$225,000以下。
  • 新たに買う家の価格が$800,000以下。
  • 売買契約が2010年4月30までに締結され、2010年の7月1日までにクローズされる。

また、購入してから最低3年間住まないと、貰ったクレジットを返さなければならない。

first time homebuyerのクレジットが、やや低価格層のマーケットを潤したので、今回追加された分は、平たく言えば、主にbuy up(buy downも)を奨励して、その上の価格層を刺激する為。

もちろん直接恩恵を受けるのはバイヤーだけど、波及効果で、その価格層のセラーマーケットにもプラスになるはず。