1.22.2016

ニューヨーク、冬の週末

もう2週間前のこと。。。


午前中は撮影があるとかで、息子が忙しかったので、会社の人に勧めてもらったWhitney Museumに行ってみた。

Highlineの南の端というロケーションもさながら、なんとも心地よい大きさで、モダンアートなのにゆったりとした気持ちで時を過ごせた。

展示された中で目を引いたのは、どう見ても3D Printerで作られたと思えるこの作品。私の好みではないけれど、どうやって作ったのかなで興味をそそられた。

それにしても、土曜日だったこの日、私はWhitneyにオープンの10時30分に着いて、すんなりとチケットを購入し、十分ゆっくりアートを楽しめたけれど。。。

息子が待ち合わせにやってきた1時頃と来たら、多分100人以上の人が、雨模様のニューヨークの寒さを堪えながら、ビルの外で辛抱強くチケットを買う順番を待っていた。

週末に行くことがあれば、前日までにオンラインで購入しておくことをお勧めしたい。


その後、前述のルーズベルトアイランドに出かけた。


翌日、ニューヨーク最後の日は、雨模様の日曜日。息子はバンド4曲目のレコーティングでスタジオに詰めていた。とか言うと、かっこ良く聞こえるけれど、彼らはまだまだ駆け出しで自転車操業中。頑張っているようで、バカなこともやっていて、青春だな〜と思う。

という訳で一人だったので、泊まっていた所から近くて、気になっていた40thにあるNew York Public Libraryに足を運んでみた。DCのLibrary of Congressも意外な驚きがあったから、もしかしたらここもとワクワクしながら。

やはり、エジソン当時に設置された電灯(シャンデリアと言うべきか)がそのまま使われているなど、由緒、趣が至る所に感じられた。

ちょうどdocentが率いるグループを見つけたので、ジョインし、歴史の話などをふむふむと聞く。でも、このボランティアのおばさま、「今日は調子が悪いのよ〜」と、時折、歴史上の人の名前が出てこない。

これが数回続いた後、グループの中にいたまだ若いカップル(アジア系の女性とユダヤ系っぽい男性。両方共、賢そうで粋だった)の女性が、時折、小声で手助けならぬ、声助けを始めた。聞き耳をたてていると、彼女たちも普通の見学者なのに、詳しいこと。それで、調子をなんとか取り戻したおばさまは、最後まで御役目を果たせてハッピーそうだった。めでたし。

最後におばさま曰く、「この図書館のマップルームは素晴らしいのよ。今日は日曜で、残念ながら閉まっているけれど、また必ず週日に戻ってきなさい。マップルームに行くだけでも価値があるから。」

マップ大好き人間の私は、「えええ〜!この数時間後に飛行機でテキサスに戻るんですけど〜。。。」「まあ、仕方ない。この次のお楽しみとして取っておこう。」と心のなかでやり取りしながら図書館を後にした。


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