7.15.2015

エネルギー、車、テスラと変える世界 ---7

最初のページ

前のページ

以下は、このリンク先の記事 http://waitbutwhy.com/2015/06/how-tesla-will-change-your-life.html を私が勝手に解釈して書いています。オリジナルの内容にできるだけ沿ったつもりですが翻訳ではありません。


                ーーーーーーーーーー

エネルギーストーリー(その6)


課題2: 化石燃料には限りがある


これまでに何度か、高密度エネルギーの化石燃料が地下洞窟に限りなく満ち満ちていると表現しました。19世紀の頃はまさにそう思えたでしょうし、今でも、まだどれだけ地下に眠っているか考えるとそうも思えるのは理解できます。でも、地球の化石燃料は無限ではありません。限りがあるのです。

いつ底をつくかと言うのは、複雑でわかりにくい問題です。が、このようなサイトが出しているこのようなレポートにあるチャートを見ると、このままで行くと底をつくのはあまり先のことではなさそうです。


waitbutwhy.com


更に、こういったサイトCIA World Factbookを引用して、石油と天然ガスが底をつき始めると、石炭の需要が急増するので、実はもっと先は短いんだと指摘してくれます。




waitbutwhy.com


一方、他のサイトの中には、こういった予想は、現在確認されている埋蔵量だけをもとにしていて、これから発見開発されるであろう他の化石燃料を考慮していないと反論しているのもあります。ターサンドに含まれる石油や海底の下にある豊富なメタンハイドレート、更に、フラッキング水平掘削などの新しい採掘技術を引き合いに出して、今後数百年はなくならないとほのめかします。でもこの種の意見は、もしすぐになくならなくても、採掘するのがますます困難になり、それにつれて費用もどんどんかさんで来るという問題を無視していると、反対に反論を受けています。

でも、なくなるのがすぐなのか後になるのかということより、もっと大事な問題があります。もし、このまま化石燃料に頼ったままでいたら、いつか化石燃料が底をつき始め、価格が急上昇し続ける時が来ます。そして、皆、再生エネルギー技術の開発に狂ったように手を付けるでしょうが、その時点では世界経済の大崩壊を食い止めるのにはもう遅すぎる。。。早かれ遅かれ底をついた時、経済が壊滅的な大打撃を受けたらどうなるのでしょうか。

今私たちは、地下で見つけた誰かの遺産を食いつぶしながら生活しているのです。遺産がなくなってしまう前に、仕事を見つけて自分で食べていけるようにならなければ。。。

さて、ここまでをまとめてみましょう。

「将来、すぐかも知れないし、もうしばらく後かもしれないけれど、化石燃料はなくなってしまうか、高くなりすぎるので、なんでも化石燃料に頼れなくなる時が来る。」

私たちが今生きている時代は、人類の歴史上、化石燃料時代と呼ばれるようになることをこのステートメントが明示してくれます。






最初のステートメント、「もし、今と同じように、このまま化石燃料を燃やし続ければ、割と近い将来、取り返しのつかないとんでもない事になるだろう。」を思い出してください。今、時間を無駄にして、黒い時代にいつまでもズルズルと居続けようとすると、間際に大慌てするばかりでなく、黄色い時代を永久に悪化させてしまうリスクがあるのです。

だから、イーロン・マスクは、化石燃料時代をどこまでも延長させようとすることを、「歴史上最もバカな実験」と呼ぶのです。この点を強調して彼は言いました。「炭素の排出量が増えて、自然な海水や大気の化学組成そのものが変われば変わるほど、長期的な影響が大きくなる。化石燃料はいずれはなくなってしまうのだから、どうしてこのキチガイじみた実験を続けて、どこまでひどくなるか試そうとするんだろう。ある程度悪ってことは明白だし、科学的には非常に悪いことだと圧倒的に合意されているのに。」

上のタイムラインに照らして言い換えれば、「黒い時代に長くい過ぎると、長期的に膨大なダウンサイド・リスクがあるから、できるだけ早く黄色い時代に移そう。」ということです。

懐疑論者の中には、納得できる議論を唱える人もいますが、まだ疑っている人たちでさえ、その殆どは、化石燃料を燃やすと温暖化に繋がり、温暖化は悪影響をもたらし得ることは認めています。「化石燃料を燃やすことは ⇒ それほど危険ではなかった。vs とんでもなく壊滅的だった。」この2つのどちらを選ぶか?安全な方を選んだほうが良いと思いませんか?

では、どうやって黒から黄色の時代へ移ったらいいのでしょう。

次のページ