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以下は、このリンク先の記事 http://waitbutwhy.com/2015/06/how-tesla-will-change-your-life.html を私が勝手に解釈して書いています。オリジナルの内容にできるだけ沿ったつもりですが翻訳ではありません。
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エネルギーストーリー(その8)
では、2013年度のアメリカのエネルギーフローを見てみましょう。単位は変わって、quad(クワッド)です。
1クワッド = 1000兆 BTU = 1000ペタジュール
2点、特に目立つ点は、
ー アメリカは、天然ガスの巨大消費モンスター、それも飛び抜けて世界一。
ー それ以上に、アメリカは石油の巨大消費モンスター。それも飛び抜けて世界一で、なんと、二番目の中国の二倍、三番目の日本の四倍の消費量。
アメリカがどれほど石油を使っているか、比較しやすいように、各州と同じくらい消費している国を見つけて地図をつくってみました。
ー アメリカは、天然ガスの巨大消費モンスター、それも飛び抜けて世界一。
ー それ以上に、アメリカは石油の巨大消費モンスター。それも飛び抜けて世界一で、なんと、二番目の中国の二倍、三番目の日本の四倍の消費量。
アメリカがどれほど石油を使っているか、比較しやすいように、各州と同じくらい消費している国を見つけて地図をつくってみました。
さて、どのエネルギーを何にどれほど使っているか大まかにわかった所で、本題に戻りましょう。タイムラインの黒い部分(化石燃料の時代)から這い出して、黄色の時代に移るにはどうしたらいいのか?先のLLNLは、アメリカの炭素排出量とその出処を示したチャートも出しています(下図)。アメリカは、世界第二の炭素排出国で(中国はアメリカの50%多く、排出量世界一)、中でも輸送セクターの排出量は世界一です。まず、アメリカが何をどうすればいいのか、私たちがきちんと把握するのが解決につながるスタートだと思います。
黒から黄色へ移るには、炭素の排出をなくすことです。アメリカの炭素排出フローチャートをみると、2つの数字が目を引きます。
黒から黄色へ移るには、炭素の排出をなくすことです。アメリカの炭素排出フローチャートをみると、2つの数字が目を引きます。
黄色い時代に移るには、もっといろんな事をしないといけないのはわかっています。でもまず、この2点(アメリカの二酸化炭素排出の72%を占める)が、最も影響も効果も大きく、最も早急に取り組むべき問題に思えます。
1)発電は、世界全体のエネルギーフローの40%を占めます。その3分の2は、石炭を中心とした二酸化炭素を排出する化石燃料を燃やして賄われています。つまり、発電は莫大でかなり汚いのです。
2)輸送セクターは、世界のエネルギーフローの大きな部分を占め、特に先進国ではその3分の1にもなります。この輸送セクターの殆どは石油で動かされています。つまり、輸送セクターは莫大で、全くほとんど汚いのです。
これまでずっとズームアウトして来ましたが、今度はズームインする番です。これから先、二番目の問題、輸送セクター、特に車について詳しくみていきたいと思います。輸送セクターは、飛行機、汽車、船、トラック、車等を含みます。中でも、車の排気量は、他の全てを合わせた量を上回るだけでなく、このままでいくと、2030年には今の50%も増えると予測されています。車の排気は、黄色の時代に進む為の大きな課題。ズームインして、どうしてこんな問題になったのか、どうして今もまだ問題なのか、解決するにはどんな道があるのかを調べてみましょう。。。
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1)発電は、世界全体のエネルギーフローの40%を占めます。その3分の2は、石炭を中心とした二酸化炭素を排出する化石燃料を燃やして賄われています。つまり、発電は莫大でかなり汚いのです。
2)輸送セクターは、世界のエネルギーフローの大きな部分を占め、特に先進国ではその3分の1にもなります。この輸送セクターの殆どは石油で動かされています。つまり、輸送セクターは莫大で、全くほとんど汚いのです。
これまでずっとズームアウトして来ましたが、今度はズームインする番です。これから先、二番目の問題、輸送セクター、特に車について詳しくみていきたいと思います。輸送セクターは、飛行機、汽車、船、トラック、車等を含みます。中でも、車の排気量は、他の全てを合わせた量を上回るだけでなく、このままでいくと、2030年には今の50%も増えると予測されています。車の排気は、黄色の時代に進む為の大きな課題。ズームインして、どうしてこんな問題になったのか、どうして今もまだ問題なのか、解決するにはどんな道があるのかを調べてみましょう。。。
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