7.05.2015

エネルギー、車、テスラと変える世界 ---2

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以下は、このリンク先の記事 http://waitbutwhy.com/2015/06/how-tesla-will-change-your-life.html を私が勝手に解釈して書いています。オリジナルの内容にできるだけ沿ったつもりですが翻訳ではありません。

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パート1: エネルギーストーリー(その一)


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エネルギーって、大事。もしエネルギーがなくなったら。。。私たちはこうなっちゃう。

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でも、エネルギーっていったい何なの?

ある辞書によると「物や放射が持っていて、抵抗を押し切ったり分子を変換させるのを可能にする」のがエネルギーなんだそうです。

これじゃちょっと面白くないので、ここでは「何かが何かをするのを可能にする物」ということにしましょう。

厄介なのは、エネルギーには保存の法則がついてまわること。つまり、エネルギーは移したり変えたりはできるけれど、つくったり壊すことは出来ないのです。全て命あるものは何をするにもエネルギーが必要。でもつくり出すことが出来ないのだから、いつも誰かからそのエネルギーを奪ってくるしか手がないのです。

この地球で生きているものが使うエネルギーのもともとの出処は太陽です。地上に風がふくのも雨が降るのも太陽のおかげ。全ての生物圏にパワーを与えているのも太陽。

エネルギーの共通単位はジュール。
「1 ジュールは標準重力加速度の下でおよそ 102.0 グラム(小さなリンゴくらいの重さ)の物体を 1 メートル持ち上げる時の仕事に相当する。(Wikipediaより)」

わたしたち動物は、太陽からの熱と光の恩恵を体外に受けることができます。でも、体内にパワーを与えてくれるジュールは、まず植物が太陽のジュールを受け取って育つところから始まるのです。





これが食べ物の発端。。。植物が太陽のジュールを食べ物にする術を身につけたのです。

ここから後はもう待ったなし。誰も彼も他のジュールを奪うために殺害に奔走します。

この殺害強盗の繰り返しを、「フードチェーン」とやんわりと呼び、殺してそのジュールを盗むのを「食べる」と表現するんですね。

「プレデター」はあなたのジュールを常に狙っている嫌な奴で、「プレイ」はいじめてお小遣いを取り上げたくなるようなめそめそした弱虫です。

ゴールデンルールに素直に従っているのは植物だけ。でも、それは植物には太陽という力強いパトロンがついているから。人間は何でも欲しい時に欲しい物を誰からでも取り上げる、生態系をかき乱すマフィアのボスです。素晴らしいシステムとは言えませんが、これで成り立っています。

しばらくの間はこのシステムで事なく進んでいましたが、数十万年前、人間はあることに気づき始めました。盗んできた新しいジュールを食べるのは楽しいけれど、体内に取入れたジュールを使うのはそんなに楽しくないってことを。精一杯走ったり重たいものを持ち上げてジュールをたくさん使ってしまうより、丸太の上に寝っ転がって長い間体の中に貯めておくほうがずーっと楽なんですね〜。そこで、人間はだんだん賢くなってきて、自分の体の外にあるジュールを使って仕事を済ますにはどうすればいいか知恵を絞り始めました。そうです、奪ってきたジュールを食べるばかりか、キープするようにもなりました。中には鼻持ちならないことも結構やって来ました。




でも、ジュールは生き物だけが持っているわけじゃないんです。私達の周りにはいろんなジュールが浮いたり、渦巻いたり、飛び回っています。人間は、テクノロジーという概念を作り出して、それらのジュールを使う方法も考え始めました。

風車を作り、吹く風のジュールを盗んで機械エネルギーに変えて、食べ物を細かく砕いたり、帆船をつくって風のジュールをコントロールできる運動エネルギーに変えたりしてきました。水は太陽の放射ジュールを吸収して蒸発し、雨になることによって重力ジュールに変わる事ができます。降った雨が地面の上を流れ運動エネルギーになるのを見て、水車やダムをつくってそのジュールを頂戴することも思いつきました。

でも、人間が思いついたジュール盗みテクノロジーの中で、群を抜いて血を騒がせてくれたのは、何かを燃やすことです。風や水はそこをたまたま通過するジュールを取って使うのが精々ですが、何か燃やす時には、長〜い間かけて蓄えられてきたジュールを一挙に解き放つことができるのです。ジュールの爆発ですね。

この爆発が「火」です。火がもたらす熱や光のエネルギーは、とっても便利なのに気づいた人間は、誰もがこぞって「燃やす」ことに熱中するようになりました。


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